ターボ機械協会 第32回講習会
「風力発電の現状及び課題と対策」
わが国の風力発電設備規模は2003年度末で73万kW、2004年度末には100万kWが見込まれ、2010年の目標300万kWに向けて急速な拡大が見られます。
ターボ機械協会では、風力発電にかかわる設備の計画や設計を行う技術者や、風力発電設備の導入を検討している地方自治体の関係者など幅広い分野の方々に、風力発電の技術動向や経済性を含むさまざまな問題点について理解を深めていただくために、講習会を企画いたしました。第一線で活躍中の方々を講師に招いて、わかりやすい講習をお願いしています。会員のみならず、関係各位の多数のご参加をお願いいたします。
協賛(予定):(社)日本機械学会、日本風力エネルギー協会、日本風力発電協会、新エネルギー財団、
日本太陽エネルギー学会、日本電機工業会、(社)日本産業機械工業会、(社)腐食防食協会
(社)火力原子力発電技術協会
日 時:平成17年3月4日(金)9:30~17:00
会 場:工学院大学 新宿校舎0715教室(参加申込の方には詳細地図お送りします)
(東京都新宿区西新宿1-24-2 TEL03-3342-1211(代))
参 加 費:会員 35,000円 、非会員 40,000円、学生 10,000円
[プログラム]
時間 |
テーマ |
内容 |
講師(敬称略) |
9:30 ~9:40 |
主催者挨拶 |
水野 明哲 (企画理事) | |
9:40 ~10:40 |
風力発電の展望 |
風力発電設備はわが国でもすでに多数導入され、運用されている。そのような状況の下、今後の発展が期待される風車規模、立地条件、運転方法、技術的課題などについて、包括的な展望を行う。 |
鳥取大学 林 農 |
10:50 ~11:50 |
風力発電所の立地調査と風況解析技術 |
風力発電所の立地が困難になりつつある中での立地調査や風況観測の技術的課題及びそのデータの評価方法について述べる。風況解析技術の最近の動向についても取り上げる。 |
風力エネルギー研究所鈴木 章弘 |
13:00 ~14:10 |
風車、風力発電設備の技術動向 |
風車や風力発電設備は十分な開発がなされ、高い技術レベルに達していると考えられる。今後望まれる技術開発の必要性や方向性について述べるとともに、現在抱えている技術的問題について提起する。 |
三菱重工業 勝呂 幸男 |
14:20 ~15:30 |
風力発電設備導入と経済性 |
今日わが国で実用化されている風車の多くは海外から輸入されている。風力発電設備を導入しようとする際に、経済的な立場から風力発電機、タワー、電気設備や制御機構などをどのように組み合わせて導入するのが経済的で保守管理が行いやすいか具体的事例を交えて解説する。 |
ユーラスエナジー中村 成人 |
15:40 ~16:50 |
風力発電設備の導入と保守管理 |
電源開発が進めている風力発電設備建設の現況と、平成12年の苫前ウィンビラ発電所運転開始以降の運転保守に関する経験を具体的な例を出して解説する。 |
電源開発 蜂屋 一雄 |
16:50 ~17:00 |
アンケート |
定 員:90名(定員になり次第締め切ります。)
申込方法:E-mailまたはFAXか郵送にて(1)参加者名、(2)連絡先住所/電話番号、(3)社名(学校名)/所属、(4)会員/非会員/学生の別、(5)第32回講習会を明記の上お申し込み下さい。折り返し参加証と請求書をお送りします。参加費は現金書留又は銀行振込にてお支払い下さい。
(振込先:みずほ銀行 駒込支店 普通預金932599 ターボ機械協会)
申込先: 〒113-8610 東京都文京区本駒込6-3-26 日本工業出版ビル ターボ機械協会講習会受付係
(TEL:03-3944-8002,FAX: 03-3944-6826,E-mail:turbo-so@pop01.odn.ne.jp)
※なお、お申し込み後のキャンセルはできませんので、ご注意ください。