「会員相互の連携強化」と「周辺技術分野との融合促進」を通じターボ機械研究の進展とその産業応用に貢献する
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一般社団法人 ターボ機械協会について

2019年度(第10期)事業計画

 

 5月1日から年号が令和に改正されましたが、大学の研究者と産業界の設計者や技術者の協働によるターボ機械関係の技術の発展と人材の育成を目的として、1973年に創立されたターボ機械協会(以下、本協会)は法人化後10年目(通算第47 期)を迎えます。

 令和元年の世界的な経済情勢は、世界第2位の経済大国である中国の景気減速や米中貿易摩擦に代表される自国優先主義の台頭による国際問題の顕在化、先行きの見えない英国の欧州連合(EU)離脱交渉の行方や予断を許さない北朝鮮情勢など、やや先行き不透明感が増しています。一方、SDGsやESG経営の浸透、パリ協定の下での温室効果ガス排出削減目標の達成など、「持続可能な開発」への対応も急務となっています。産業界では上記のような世界情勢の変化の中で、ビッグデータ解析、IoT、AI、協働型ロボット、金属3D積層などの技術革新が新たな潮流として定着しつつあります。

 経済成長や社会インフラ、そして市民生活と環境を支え続ける各種機械システムの「心臓」の役割を担うターボ機械システムにも、これまで以上の信頼性や性能の向上、そして新たな機能や付加価値の実現が求められています。本協会の大きな特長は、産業界の会員比率が約8割と高く、企業会員(特別会員)150社と多く、かつ、ターボ機械システムという具体的ターゲットを共有していることにあります。このような特長を活かして、本協会は「会員相互の連携強化」と「周辺技術分野との融合促進」を推し進めることで、学術の進展とそれらを統合したターボ機械システムの創出とそのスマートな運用などによる新たな付加価値の実現に取組み、社会の持続的発展に貢献していきます。

 以下、項目別に令和元年度の活動計画を記載します。

(1)講習会・セミナーと教育活動
 講習会・セミナーの収益が各種分科会活動費の原資となることを念頭に、講習会・セミナーについては多くの参加者を募るとともに、魅力ある企画の提供を通じて会員サービスの向上を目指します。また、活動として定着しました継続教育プログラム(CPD)初級 講座につきましては、受講生の利便性向上と受講生拡大につながるような、より実効性の高い実施方法についての検討も進めます。
協会誌“ターボ機械”の魅力を高めることは、協会活動の基本であり、同時に社会に向けたターボ機械技術の情報発信の場でもあります。こうした点を強く意識して、従来にも増して魅力ある内容の充実に努めます。
以上の活動をより魅力ある内容とするために、これまで以上に、技術革新の新潮流への対応を意識した企画を含めて推進していきます。

(2)委員会・分科会活動の充実
 今期から「過給エンジンシステム研究分科会」が新たに設置され、現在、18の分科会(内1件はワーキンググループ)が設置されています。分科会活動は、大学・研究機関の研究者、メーカーの設計者、ユーザーの技術者等にとって重要な情報交換やワーキング活動の場となっています。企業側の潜在ニーズと大学・研究機関の提供可能シーズの発掘とそれらのマッチングとを通じ、ターボ機械の性能・信頼性向上、さらには製品イノベーションに繋がる活動として捉え、これまで以上に積極的に支援していきます。
 水力・空気・蒸気機械の3常置委員会管下および理事会直轄の既存分科会に加え、従来分科会活動等に参加機会の少なかった特別会員の参加拡大が図れる新たな分科会活動への取組みを継続します。特に、昨年度新設された「生産技術研究分科会」と「多領域ダイナミクス設計研究分科会」の活動では、所掌する研究領域の更なる拡大と、分野横断の取組みを強化することで、ターボ機械システムの企画・研究・開発・設計・製造・運用などを幅広く包含する活動を目指します。また、現在100名以上が参加している「ターボ機械HPC実用化分科会」が今期で時限を迎えます。これに取って代わる、より魅力的な分科会の設置を検討していきます。

(3)会員の拡大・社会貢献
 2007年には1,500人を超えていた個人会員数は前期末には1,200人を割っています。会員拡大は本協会の最重要課題の一つです。今期におきましても、様々な角度から学会活動を活性化し、会員の拡大に努めてまいります。
 ターボ機械技術が、エネルギー関連を含めて社会インフラを支える中核技術であり、社会の持続的発展に向けた基盤技術であることを広く社会に情報発信し、ターボ機械に関わる若手研究者・技術者の拡大を支援することが本協会の発展と社会貢献に繋がると考えています。ターボ機械システムという具体的ターゲットを会員が共有しているという本協会の強みを生かすために、「産」のニーズと「学」のシーズの交流を意識した、特別会員交流会を例年通りに開催します。
 また、会員サービスの拡充と社会への協会活動の発信という両面から、前期から着手された学会ホームページの強化を引き続き今期の重要課題と位置付けて実施します。また、前々期に新設した広報小委員会を中心に、総務・企画・編集の各理事会組織のニーズを取り込みながら、会員マイページの構築を含むホームページの拡充に取り組みます。

(4)イノベーションの推進
 人材育成と研究成果活用の両視点で産学官連携の好循環を創出し、ターボ機械協会の継続的発展を実現することを目的として設置されたイノベーション推進委員会では、前述のとおり、ターボ機械HPCプロジェクトやその成果を継承して設置された分科会の後継プロジェクト、コンソーシアムプロジェクト等の新たな研究推進プログラムの企画・検討を行います。産学官の連携推進や各種イベントなどにおいて、周辺分野を含め若手研究者の積極的な参画を促すなど、大学研究者確保のための具体的アクションを展開します。 特に、今期は大学の基礎研究者との接点も重視した活動を検討し、具現化していきます。
 また、デジタル化の波に対応できる若手技術者の教育についての議論を深化させた結果として前期から実施された、「若手技術者教育プログラム」を継続実施いたします。

(5)国際化への対応
 前期、アジア諸国の研究者との関係を深化させるために、中国CSET (Chinese Society of Engineering Thermophysics)と連携協定を締結しました。この協定を基軸として、アジア諸国における本協会のプレゼンスをより一層高めるための活動を展開します。また、前期、国際化に向けた新たな試みとして、海外のターボ機械エンドユーザ会社のキーマンを本会の「ゲスト会員」として迎え、海外ユーザの視点での記事をターボ機械協会誌に投稿いただきましたが、このような活動も継続して実施します。
 さらに、関連する国際会議案内をターボ機械協会誌に掲載し、参加を広く募ると同時に、前記の協会ホームページ拡充の一環として、会員にとってより付加価値のある国際会議情報の提供を検討いたします。

(6)表彰制度および研究助成
 ターボ機械に関する技術の発展を奨励することを目的として、優秀な論文および技術にターボ機械協会賞(論文賞・技術賞)を贈賞します。また、流体工学および流体機械の研究奨励を目的とし、小宮研究助成金(40歳未満)および畠山研究助成金(40歳以上)を贈呈します。
 また、前期に新設しました、本協会活動で活躍した若手会員を報奨するための、「若手功労表彰 小宮功労賞」の第2回目の贈賞を秋季講演会(本年9月に岡山大学にておいて開催)において行います。


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